2015年3月期は消費増税前駆け込み需要一服で会社見通しでは減益予想ながら設備投資意欲は盛り上がり傾向ありチャンス

著者:木村佳子
投稿:2014/05/19 08:34

インフラ整備仕上げ関連株<6924>岩崎電気は商機拡大で再浮上期待

岩崎電気

特殊照明中心の会社ですね。
オリンピックなどで様々な施設が設営され、インフラ整備も進んでいますが、照明は欠かせないものなので、同社の今後の業績によい影響があると見ています。
オリンピックの7年後に開通目標のリニア中央新幹線もほどんどがトンネル走行になりますので、リニア関連の伸びも見込めそうです。
ただし、会社が5月9日発表した2015年の見通しは減益としています。

(以下、株探ニュースより要約を引用)
14年3月期の連結経常利益は前の期比3.8倍の21億円に拡大したが、15年3月期は前期比9.9%減の19億円に減る見通し。 同時に、今期の年間配当は未定とした。
直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比67.1%増の22億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の7.5%→11.1%に大幅改善した。
(ここまで株探ニュース)

会社側は消費増税前の駆け込み設備投資が一服し、今期は業績が急改善した反動がでるだろうと見ているわけですね。

しかし、株式投資は「よい材料ばかりの時に値下りしやすい。悪い材料が出尽くしたら上がる」という経験則では、恰好の材料ではないかと思います。

基礎データは以下の通りです。
PER13.6倍
PBR0.87
利回り-%(復配予定ですので実施されれば≒0.8%)
倍信用倍率2.13倍

株価目標は各々、2005年3月高値の503円を長期、2007年7月の高値342円を中期、2011年5月高値の294円を短期の参考価格としたいと思います。

先週の5月16日の値動きは
寄付245
高値246
安値241
終値244
出来高401,000
でした。

業績の底入れを評価して、次第に200円台を割らなくなって4か月以上が経過。これからも業績回復を評価する流れが続くと思います。
直近安値は5月13日の231円がありました。まずは240円以下で仕込みたいところですね。
配信元: 達人の予想

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