日揮、高採算案件が一巡 昨日、急落後の値動きに注目。

日経新聞半歩先読み

日揮、高採算案件が一巡　日経新聞　投資情報1　15面

2014年3月期決算発表が今週佳境に入っています。決算発表によって、大きく株価が動くケースが散見されています。昨日はプラント大手の日揮の決算発表が日中にあり、東証１部の値下がり率2位になるなど、急落しています。前期は3期連続の最高益でしたが、今期は、減益予想となり、事前のアナリスト予想の平均であるコンセンサスを下回っていたからです。元々「売り」より「買い」推奨のレポートが多いので、アナリストの企業業績予想は強気の数字が多いです。これに対して企業は、今年は昨年のような円安の追い風が見込めないことや、消費税増税の影響で保守的な業績見通しを出す企業が多く、コンセンサスを大きく下回る業績発表によって、日揮のように急落する銘柄が多かったようです。
　日揮は大型の液化天然ガス（ＬＮＧ）設備などの受注が好調などの要因もあり、昨日の急落後に関しては、一旦戻りを試す可能性もありそうです。

(1963) 日揮　(東証１部) 2,910円 前日比　 -448 (-13.34%) [売買単位：1,000株]

今日も皆様に相場の福が授かりますように！！

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