アイフルなどノンバンク株が急反発、貸金業の規制緩和による思惑買い継続

　アイフル＜8515.T＞やジャックス＜8584.T＞、オリエントコーポレーション<8585.T>などが高い。１９日付の日本経済新聞で「自民党は貸金業の金利規制緩和を検討する」と伝えられたことで、２１日のノンバンク株は大幅に急騰したが、２２日はその反動で売りが優勢となっていた。
　この日は買いが優勢となっており、午前１１時時点で業種別値上がり率３位に浮上している。規制緩和により収益が悪化していたノンバンク企業の収益改善が期待されており、これによる思惑買いが継続しているようだ。
　なお報道では、健全経営だと認可された貸金業者に限り、顧客から受け取れる金利の上限を現在の２０％から１０年まで適用していた２９．２％に戻す方向で、貸金業法改正案を今国会に提出、成立を目指すという。

アイフルの株価は１１時現在３４４円（△２１円）
ジャックスの株価は１１時現在４５９円（△１３円）
オリコの株価は１１時現在２３０円（△９円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）