きょくとうは朝高の後マイナスに、前期計画上回り今期急回復見込むも上値重い

　きょくとう＜2300.T＞が朝高の後マイナスに転じた。１４日取引終了後に発表した前１４年２月期単独決算は、売上高７０億８０００万円（前の期比５．０％増）、営業利益１億４００万円（同４８．３％減）と増収大幅減益だったものの営業利益は従来計画（６６００万円）を上回った。今１５年２月期は売上高７３億７０００万円（前期比４．１％増）、営業利益３億５９００万円（同３．５倍）と利益急回復を見込んだ。
　ただ、４５０円近辺は当面の上値の抵抗帯になっており、戻り売りに上値の重い状況が続いている。
　前期は賞与引当金と役員賞与引当金の支給見込額を見直したことで利益水準がかさ上げされた。今期は特別会員数５５万人を目標に、オーナー制度の推進とキャッシュレス化、ポスレジオンライン化によるサービス改善を図ることで収益力を高める。

きょくとうの株価は１３時３５分現在４４７円（▼２円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）