会社側は希薄化懸念はないと言うが・・・
ストップ安売り気配。大量500万株の売り物となっている。週末にライツ・オファリングという「新株予約権無償割当て」を発表しており、その権利行使価格(150円)が嫌気されているようだ。ただ、会社側の発表によれば、理論上、既存株主の希薄化懸念はないという。したがって、現状の株価の動きは「やや行き過ぎ」の面はある。いずれにせよ、全株一致で寄り付いたところに“テクニカルの壁”が出現するのは必然であり、いったんは反発することになるだろう。それでもネックライン(213円)を割り込めば、チャート上で“ダブルトップ”が完成。弱気相場入りが鮮明となる。いったんケチがついた銘柄は、戻り売り圧力が強まるのが常だ。