関税撤廃 10年超も容認 意外なTPP関連銘柄は・・・

著者:藤本誠之
投稿:2013/08/26 08:46

ニュースを半歩先読み術

環太平洋経済連携協定(TPP)を巡る交渉で関税をなくすまでの猶予期間を10~20年程度まで認める方向で調整しているとの記事です。米オバマ大統領が来秋の中間選挙でTPPの成果をアピールするために、年内の早期妥結を図っているのが、その背景のようです。これは、安倍政権にとって大きな追い風です。TPPが厳格になれば、国内には反対勢力も大きいため、大変な舵取りを迫られることになったからです。

半歩先読み銘柄としては、総合商社などの大型株の前に、中・小型の軽い値動きを期待して、

加工用米の関税引き下げ期待で、株価が堅調な
(2220) 亀田製菓 (東証1部) 3,130 -5

農業関連の低位株の
(6310)井関農機 (東証1部)

をご紹介いたします。

今日も皆様に相場の福が授かりますように!!

※本サイトで紹介する意見や予測は、筆者個人のものであり、所属する証券会社の意見や予測を表わすものではありません。また、紹介する個別銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。
藤本誠之
財産ネット 企業調査部長
配信元: 達人の予想