「軸下向きとの判断は時期尚早」
本日の日経平均は218.59円安の14589.91円で取引を終了した。朝方は米株高、円安を受けて買い先行となったものの、前場中ごろから先物中心に断続的な売り。日経平均は一時14400円台に下落する場面もあった。ただ、売り一巡後は押し目買いの動きが優勢。やや下げ渋っている。日経平均の日足チャートでは、下影陰線が出現。ローソク足の組み合わせでは、前日の陽線を包んでおり、弱気の包み足となっている。15000円付近に壁が出現した可能性があり、これが「二番天井」になる可能性がある。しかし、現時点では下方の窓を下ひげで埋めただけの、単なる調整局面であると認識したい。大きく相場が崩れたわけではなく、15000円付近にファンダメンタルズの壁が出現したと考えるのは時期尚早だからだ。