「再び上値を試す展開か」
本日の日経平均は200.63円安の14109.34円で取引を終了した。朝方は米株高、円安などを受けて買い先行となったが、買い一巡後は徐々に上値が重くなる展開。アジア株の下落、ソフトバンクのS&Pによる2段階格下げ、街角景気の悪化などを受けて、リスク回避姿勢が強まった。日経平均、TOPIXともに安値引け。日経平均の日足チャートでは、大陰線が出現。ローソク足の組み合わせでは弱気の包み足となっており、天井の可能性を示唆している。しかし、窓理論では単に下方の窓を埋めただけであり、法則2の買いシグナル。良い押し目買いポイントを提供しており、ここから再び上値を目指すことが予想される。大引けベースで窓を完全に埋められなかったことも、相場の強さを示している。