「潜在的な上昇力は大きい」
本日の日経平均は20.21円高の15381.02円で取引を終了した。朝方はやや軟調スタートとなったものの、売り一巡後は押し目買いが優勢。足元でやや円安が進んだことで、買い安心感が強まった。日産自(7201)と軽自動車で提携した三菱自(7211)はストップ高。原発再稼働などがハヤされている東電(9501)、売り方の買い戻しが急がれているシャープ(6753)は連日の大幅高となった。一方、マザーズ指数は4%の下落。個人投資家の買いで賑わっていたゲーム関連やバイオ関連の一角が軟調に推移している。日経平均の日足チャートでは、酒田五法でいう「上放れの並び赤」となった。上昇相場が継続していることを意味しており、順調な値動きと言えよう。特に本日は下方の窓(15157.32円―15245.80円)を完全に拒否しており、潜在的な上昇力の大きさを示唆。軸は上向きであり、それもかなりの傾きをもっていると言えよう。しばらく上値トライの動きが続く可能性が高く、株価は着実に上値を切り上げそうだ。