<動意株・13日>(大引け)=大同工、ITbook、イーグル工など

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2013/05/13 15:25
 大同工業<6373.T>=ストップ高。10日に発表した連結決算で、13年3月期は売上高378億5100万円(前の期比1.4%減)、営業利益7億400万円(同22.7%減)と営業減益だったものの、14年3月期は売上高415億円(前期比9.6%増)、営業利益19億円(同2.7倍)と業績急回復見通しであることが好感されている。自動車用チェーンでディーゼル車向けの販売増など見込む。

 ITbook<3742.T>=ストップ高。社会保障や納税実績などの情報を一元的に把握して年金の受け取りや納税などの手続きを簡素化する「マイナンバー制度」の関連法案が先週9日に衆院を通過したことで官公庁向け主体のITコンサル会社である同社株が人気化している。自治体クラウドに絡む受注も期待されており、上値追いが続いている。

 イーグル工業<6486.T>=ストップ高。10日発表の連結業績見通しで、14年3月期は売上高1100億円(前期比7.0%増)、経常利益96億円と3期ぶりに最高益更新を予想したとが好感されている。自動車・建設機械業界向け事業ではNOK<7240.T>から買収した事業の製品が通期で寄与することに加えて、中国市場や欧州市場の需要回復に期待。

 ガンホー・オンラインエンターテイメント<3765.OS>=強烈な上げ足で連日のストップ高。足もとの時価総額は1兆5455億円と任天堂の1兆5342億円を遂に抜いた。前週9日に、6月30日時点の株主に対して1対10株の株式分割を実施することを発表、これを材料に前週末に続くストップ高で短期資金の買い攻勢が勢いを増している。

 ブロードリーフ<3673.T>=6連騰で一時ストップ高。今年3月22日に上場したばかりの直近IPO銘柄で、上場当初から思惑含みの買いが観測されていたが、ここにきて本領を発揮。同社は業種特化型のアプリケーション開発・販売、メンテナンスなどを手掛けており、上場時に大株主だった米投資ファンドのカーライルグループは既に全株を売却したが、それに代わる新たな需給思惑も一部市場筋の間で取り沙汰されている。

 テイクアンドギヴ・ニーズ<4331.T>=ストップ高。同社は10日、自己株式を除く発行済み株式総数の0.92%に相当する1万2000株、2億円を上限に、5月13日から6月21日の期間内に取得する方針。なお、単元株制度の採用および株式分割も発表、売買単位を100株とするにあたり単元株制度を採用し、これに合わせて9月30日現在の株主を対象に同社株式1株を10株に分割する。これを材料視した物色資金が集中している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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