<私の相場観>=三木証券・投資情報部長 高橋 春樹氏

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2013/04/22 12:34
 20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で日銀の金融緩和が理解を得たとの見方から、外国為替市場で円売りが進行し、再び1ドル=100円台が視野に入ってきた。

 このところの上昇相場では、日経平均株価は20営業日程度の期間で1000円ずつ大台を切り上げている。それを勘案すると、5月の大型連休明けには1万4000円台に乗せてくる可能性がある。外国人投資家による積極買いが牽引役となる。

 今週後半からは、国内の3月期決算会社の決算発表が本格化する。中でも注目したいのは、マツダ<7261.T>ホンダ<7267.T>など自動車の主力企業の今期業績見通しの動向だ。

 物色対象としては、販売台数の増加と為替恩恵が見込める自動車や、その関連の横浜ゴム<5101.T>、東洋ゴム工業<5105.T>といったタイヤ会社に注目。

 このほか、引き続き不動産株やREIT(不動産投資信託)にも買いが継続しそうだ。さらに、今後も世帯数の増加が見込めるなかで、LIXILグループ<5938.T>など住宅設備関連銘柄も見逃せない。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
7261
977.8
(12/13)
+5.3
(+0.55%)
7267
1,293.5
(12/13)
-6.5
(-0.50%)
3,180.0
(12/13)
+2.0
(+0.06%)
2,438.5
(12/13)
-5.0
(-0.20%)
1,738.0
(12/13)
-11.0
(-0.62%)