午後:債券サマリー 先物は大幅続伸、黒田発言で史上最高値更新
26日の債券市場では、先物中心限月6月限は大幅続伸。黒田日銀総裁の発言を受け金利低下基調が強まったが、午後に入ってからは売り物に押される動きが出た。
先物は午前中に一時、前日比28銭高の145円95銭をつけ史上最高値を更新した。日銀の黒田東彦総裁が、この日の衆院財務金融委員会で「イールドカーブ(利回り曲線)全体が下がるように資産を多様化していく」などと述べ積極的な金融緩和を進める姿勢を示したことを受け、買い物が集まった。現物債も10年債利回りは一時、0.525%に低下した。ただ、「金利低下のピッチが速すぎる」(市場関係者)という見方も増え、午後に入り売り物も増えた。20年債、30年債の利回りは午後に入り上昇に転じた。新年度入りを前に今後の機関投資家の債券への投資姿勢に関心は集まっている。
先物6月限は145円69銭で始まり、高値は145円95銭、安値は145円64銭、終値は前日比12銭高の145円79銭。出来高は2兆9069億円だった。10年債の利回りは同0.015%低下の0.540%、20年債は同0.020%上昇の1.460%、30年債は同0.020%低下の1.575%だった。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
先物は午前中に一時、前日比28銭高の145円95銭をつけ史上最高値を更新した。日銀の黒田東彦総裁が、この日の衆院財務金融委員会で「イールドカーブ(利回り曲線)全体が下がるように資産を多様化していく」などと述べ積極的な金融緩和を進める姿勢を示したことを受け、買い物が集まった。現物債も10年債利回りは一時、0.525%に低下した。ただ、「金利低下のピッチが速すぎる」(市場関係者)という見方も増え、午後に入り売り物も増えた。20年債、30年債の利回りは午後に入り上昇に転じた。新年度入りを前に今後の機関投資家の債券への投資姿勢に関心は集まっている。
先物6月限は145円69銭で始まり、高値は145円95銭、安値は145円64銭、終値は前日比12銭高の145円79銭。出来高は2兆9069億円だった。10年債の利回りは同0.015%低下の0.540%、20年債は同0.020%上昇の1.460%、30年債は同0.020%低下の1.575%だった。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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