<動意株・21日>(大引け)=モリテックス、ゼット、大証金など

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2013/03/21 15:47
 モリテックス<7714.T>=ストップ高。同社は半導体製造装置向けに光ファイバー部品などを手掛けているが、足もとの業績低迷は織り込み済み。14年3月期改善方向が見込まれる半導体製造装置メーカーの受注環境を先取る形で短期資金の買いを引き寄せている。15年9月期を最終年度とする中期経営計画で、営業利益は12年9月期比14.5倍の12億円を目指しており、業績の変化妙味がよりどころに。

 ゼット<8135.OS>=急動意。22日から春の選抜高校野球が開幕する。また、3月末からはプロ野球のペナントレースが開幕することから、グラブなどの野球用品で豊富な納入実績を誇る同社がシーズンストックとして関心を集めている。プロ野球では東京ヤクルトスワローズの公式サプライヤーになるなど、同社製品への評価は高い。

 大阪証券金融<8512.OS>=急伸。株式市場の活況が続いていることで、個人投資家による貸借取引が活発化しており、収益拡大観測が強まった。1月30日に昨年来高値290円をつけてから約1カ月の調整を経て出直っており、株価上昇の一方で需給整理が進んでいることも買い気を誘っている。

 岩谷産業<8088.T>=一時ストップ高。燃料電池車への注目度が高まる中で、水素ステーションがクローズアップされている。21日の日本経済新聞で水素ステーションなど水素を供給するインフラ関連市場の拡大余地の大きさを取り上げている。これを受けて水素ステーションの先行整備に前向きに取り組んでいる同社株への注目度が一気に高まった。

 アズジェント<4288.OS>=ストップ高。韓国で複数のテレビ局や金融機関のサーバーが20日に一斉にダウンし、北朝鮮によるサイバーテロではないかとの見方が出ていることを材料視。同社はセキュリティソフトやサーバー監視ツールの販売から構築・運用・分析などを手掛けており、関連銘柄として需要増加への期待が高まっているようだ。

 萩原工業<7856.T>=3日続伸。ポリエチレン・ポリプロピレンを主原料とした合成樹脂繊維のフラットヤーンを用いて、防炎シートや大型土のうなどの建築・土木分野に注力していることから、復興や公共投資増の関連銘柄として関心を集めている。モルタル・コンクリート用補強繊維「バルチップ」も耐震補強に絡んで注目。 

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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