<クローズアップ>=軽自動車が爆走!業界地図に異変あり(1)
国内自動車市場で軽自動車がシェアを伸ばしている。消費者の節約志向が強まるなか、燃費や維持費が安い軽自動車へのシフトが強まっていることが背景で、昨年の年間新車販売台数は前年比30.1%増の197万9447台と大きく伸び、国内市場の4割に届く勢い。ただ、販売拡大の一方で業界内の競争も激化しており、各社の戦略から目が離せない。
今年に入っても軽自動車販売の勢いは衰えない。1月は新車販売台数が前年同月比7.8%減の38万3499台と5カ月連続で前年実績を下回るなか、1.0%増の15万4166台を販売、1月としては過去最高を記録した。新車販売全体としては昨年9月にエコカー補助金が終了した影響が大きく、反動減が続いているが、軽自動車シフトの流れはさらに強まっており、販売を伸ばしている。
消費者の節約志向の高まりに加え、各社、低燃費で高機能の新型車を相次いで発売したことも好調の要因と見られ、販売拡大の一方で業界内の開発競争も激しさを増してきた。昨年1年間を通してはダイハツ工業<7262.T>のミラシリーズがトップを走ったが、一昨年末に新型車NBOXを投入したホンダ<7267.T>が軽の車種別で5カ月連続トップになるなど、ダイハツやスズキ<7269.T>の2強を猛追している。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
今年に入っても軽自動車販売の勢いは衰えない。1月は新車販売台数が前年同月比7.8%減の38万3499台と5カ月連続で前年実績を下回るなか、1.0%増の15万4166台を販売、1月としては過去最高を記録した。新車販売全体としては昨年9月にエコカー補助金が終了した影響が大きく、反動減が続いているが、軽自動車シフトの流れはさらに強まっており、販売を伸ばしている。
消費者の節約志向の高まりに加え、各社、低燃費で高機能の新型車を相次いで発売したことも好調の要因と見られ、販売拡大の一方で業界内の開発競争も激しさを増してきた。昨年1年間を通してはダイハツ工業<7262.T>のミラシリーズがトップを走ったが、一昨年末に新型車NBOXを投入したホンダ<7267.T>が軽の車種別で5カ月連続トップになるなど、ダイハツやスズキ<7269.T>の2強を猛追している。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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