<動意株・15日>(大引け)=ニチレキ、学研HD、日本橋梁など

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2013/02/15 15:45
 ニチレキ<5011.T>=5日ぶり反発。道路舗装工事の堅調や改質アスファルト乳剤の需要増加から、13年3月期は売上高550億円(前期比8.6%増)、経常利益31億円(同5.7%増)と堅調な見通し。株価はPER11倍台、PBR0.6倍台の割安水準にあり、見直し買い買いが入った。

 学研ホールディングス<9470.T>=大幅安。14日引け後に13年9月期の第1四半期(10~12月)決算を発表、連結営業利益で前年同期比85.3%減の6800万円と大幅な減益となったことが嫌気された。出版事業の減収や高齢者福祉・子育て支援事業の開業費用の増加、学研教室の会員・指導者募集費の増加などが利益を圧迫している。

 日本橋梁<5912.T>=急落。14日に中期経営計画を発表。最終年度となる16年3月期の連結売上高420億円(13年3月期予想400億円)、経常利益10億円(同9億円)の数値目標を示した。同社は安倍政権の公共事業拡大策を背景に橋梁の補修・架け替え需要の増加から、収益の拡大期待が強かったが、中期経営計画の内容が小幅な増収、経常増益見通しになったことから、失望売りが集まった。

 昭和シェル石油<5002.T>=大幅反発。14日引け後に発表した13年12月期業績予想で、売上高2兆7100億円(前期比3.1%増)、経常利益450億円(同3.6倍)と大幅増益を見込んでいることが好感されている。太陽電池事業で国内需要の確実な取り込みを図り、前期まで赤字だったエネルギーソリューション事業の黒字転換を見込んでいる。
 
 アシックス<7936.T>=急伸。世界的なランニングブームを背景に収益環境は良好。同社は13年3月期の連結純利益を従来予想の120億円から140億円に20億円上乗せしており、好業績銘柄としての認識が高まった。また、信用取引も売り残が買い残を上回る売り長の状態にあり、株式需給関係も株高に味方している。直近では、トップ選手向けに開発した特殊構造のカーボンを搭載したスパイクシューズを発売することを発表し話題に。

 トーヨーカネツ<6369.T>=大幅高。15日付の日本経済新聞で、政府が価格が安い新型ガス「シェールガス事業」などに参入する日本企業の資金調達を支援するために、1兆円の債務保証枠を新設すると報じられたことを受けて、プラント建設増加期待から同社にも恩恵が期待できるとの見方が強まっている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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