「チャートは上昇基調を維持」
本日の日経平均は41.95円安の13884.13円で取引を終了した。朝方は買い先行となったものの、その後は上値の重い展開。日銀金融政策決定会合の結果発表前に上値をトライする場面があったものの、引けにかけて失速した。注目の決定会合は予想通りの現状維持。月初に「異次元緩和」を実施したばかりであり、二の矢のタイミングとしてはちょっと早いとの判断だろう。そして展望レポートでは、「15年度までの見通し期間後半にかけて、2%程度の物価上昇率が実現する可能性が高い」とした。これも大方の予想通りであり、特に強いサプライズは生じていない。一部、追加緩和に期待した向きが利益確定の売りを出したり、連休前のポジション整理の動きはあったものの、積極的に売り込まれるということはなかった。チャートは上昇基調を維持。海外で何もなければ上昇継続となる。