「堅調、引けにかけて強含み」 

著者:黒岩泰
投稿:2013/04/25 17:32

「短い陽線の十字足、株価の方向性は上向き」

 本日の日経平均は82.62円高の13926.08円で取引を終了した。朝方から買い先行となり、その後は一時伸び悩んだものの、引けにかけて再び強含んだ。キヤノン(7751)など一部銘柄には売りが出たものの、総じて堅調な値動き。自動車株など輸出関連株を中心に上値を試す動きとなった。日経平均の日足チャートでは、短い陽線の十字足が出現。高値圏で強弱感が対立しているものの、天井と認識することはできない。単なる速度調整であり、株価の方向性は依然として上向きと言えそうだ。

「いつのまにか高速に」

 坂道はいったん転がり出すと止まらない。「惰性」とか「慣性の法則」ってヤツであり、そのまま走り続ける。このままだと甲府盆地に到達するのは確実。そこからどこまで伸びるかっという話だ。今は須玉ICくらいのイメージであり、そのあとは韮崎、双葉SAと続く。油断していた。いつの間にか、コヤツら高速に乗っていたのだ。
黒岩泰
株式アナリスト
配信元: 達人の予想