ソフトバンク<9984>は1.3倍、ガンホーは27倍、銘柄間格差が広がるが、両面を睨むことをお勧め!!いつも期待しては裏切られるソフトバンク株、スプリント買収の動向は引き続き注意が必要か!

著者:藤村哲也
投稿:2013/04/22 08:59

ソフトバンク<9984>は1.3倍、ガンホーは27倍、銘柄間格差が広がるが、両面を睨むことをお勧め!!スプリント買収の動向は引き続き注意が必要か!

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スプリント買収の対抗馬出現後、軟調な展開が続いていましたが、昨日から再度上昇に向かい、今週は4430円で始まり、本日は4785円に。子会社化するガンホーは連日のストップ高でとうとう3日連続ストップ高も刺激。ソフトバンクにも好影響!

ガンホーはとうとう45倍に上昇、まさに一気に人生を変えるほどのインパクトご購入者は大変におめでとうございます。次の大化け銘柄は

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なかなか全体が騰がっても取り残された感の強いのがこのソフトバンク株。ソフトバンク孫社長の実弟が会長のガンホーが快進撃を続け8ヶ月で株価27倍になったのに比べ、この間のソフトバンク株は例えば8/16で3260円から4/19の4365円までの上昇にとどまる、ガンホー子会社化のニュース後、4月9日には4850円とようやく上昇しましたが、スプリント買収の対抗馬出現で水が差される展開。ガンホーの子会社化、UULAの好調、スプリント買収の不透明感と好悪材料目白押し。ただ引き続き、注目度高く大ロット短期サヤ取り銘柄として注目。ソフトバンク株がほとんど変わらない間に、8月株価2万円から55万円(分割考慮)まで一気に27倍へと駆け上がったガンホーとのパフォーマンスの差は歴然。

今後は?今から買える大化け株は?

ただ値動きの重かったソフトバンクを取り巻く環境もここにきて好転、政治も安定し、日銀との協調体制で引き続き金融緩和が進む可能性が高まり、株式市場も活況続きこうゆう大型出遅れ株には追い風、値幅が出るかはともかく強い基調が続きそうです。

ソフトバンクの米国展開も現時点での評価は分かれるが、孫社長の手腕に期待。ただ、先週の対抗馬出現で不透明感強まったことも事実。国内も相変わらずNTTドコモが守り、ソフトバンクが攻める展開が続く、ただiPhone人気も一巡しここからが正念場。スマフォ以外にもスマートテレビがどこまで伸ばせるか?は重要。今後のソフトバンクの株価動向は国内、米国展開の不透明感が払拭できるかどうかが鍵を握りそう。特に米国展開の進捗は今後の最大の注目点。また、スマートテレビ向けビジネス展開は要注目。

ここ数ヶ月、ソフトバンク株が動かない間、8ヶ月でガンホーは27倍に上昇。投資格差はここにきて日に日に拡大する一方のこの数ヶ月。ソフトバンク株はここから大きく上昇していくような展開が期待出来るか?注目されます。資金効率を考えれば、あまり資金を固定させずに他にも幅広く目を向けたいところ。

今の相場では大きな値幅を取って行きたい局面ですが、4300円を超えてきたソフトバンクが更に大きく上がるような好材料が出てくるか?全体のボリューム感が出てくるのか?ガンホーなど値動きの軽い銘柄の上昇率に比べるとやはり大型株、この水準から更に大きく上昇していくか?

ただ、世界的な金融緩和協調の流れが決まり、大化け銘柄による一気の値幅取りと大ロット短期鞘取り銘柄、両面を睨むのが正解か?

先進諸国のバブルの清算は大詰め段階。日本は2003年、米国は2008年10月、欧州は2012年11月?世界的な金融緩和と政治がこれから変わっていく時期に突入。スペイン、イタリアの国債買い入れ策など、欧州危機を乗り越えるための施策も危機脱出に効きはじめており、欧州のバブルの清算は大詰め段階。株人気もあり、個人投資家に人気のソフトバンク株は引き続き堅調な展開を予想。
藤村哲也
ライジングブル投資顧問代表
配信元: 達人の予想

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