「上ひげが出現、上方に壁は存在するが・・・」
本日の日経平均は162.82円安の13220.07円で取引を終了した。売り先行からいったんは下げ渋ったものの、引けにかけては再度売られる展開。上方に壁が存在している可能性が高く、簡単に上昇突破を許してくれない。今晩からワシントンでG20財務相・中央銀行総裁会議が開催され、円安について対日批判が高まるかが焦点となっている。市場には警戒感が強く、それが上値の重さにつながったとみられる。基本的には「G20は無風」とのコンセンサス。会合終了後には再び楽観論が台頭するとみられる。