【買い】三井住友フィナンシャル<8316>ようやく60%上昇中、次の展開は?=ライジングブル藤村

著者:藤村哲也
投稿:2013/03/18 08:59

世界の株式市場は悪材料出尽くしでリバウンドを予想

次期日銀総裁候補の黒田氏による国会での所信表明演説(3月4日)や金融政策決定会合(3月7日)14日には衆議院、15日には参議院で承認され、20日にも新体制発足。更なる金融緩和期待高まる。

ただ、米国歳出強制削減やイタリア選挙の結果を受けた欧州動向懸念、など銀行株にとっては強弱材料目白押し。情勢の変化によって一喜一憂する場面もあるか?2500円近辺で購入できた以前は初心者向け銘柄としてお薦めでしたが、好悪材料が入り乱れている現在は、大ロットで短期で決着をつける短期鞘取り銘柄としてはお薦め。

当予想欄では株価2510円から44回目の買いの予想。とうとう2510円から4045円まで上昇で三井住友株も1.6倍に上昇、当然ガンホーの20倍には及ばないが初心者には十分な利益が獲得できたと思います、当初は初心者向きとしてオススメでしたが、最近は過熱感も出ているため警戒しながらの参戦がオススメ、大ロット短期鞘取り銘柄としては最適か?

4000円に乗せ、じわじわと上昇、やっと1.6倍。新規資金、初心者であれば満足できましょうが、今の相場で一気に情勢を変えたい方にはじれったい動き。2月は一進一退で終わりました。3月も引き続き注目。自・公勝利で2/3の議席を獲得。日銀総裁人事も3月には決まり金融緩和の進む可能性が高まり、今週も強い基調は続きそう。

決算発表で上方修正し株価も動意づく。株の評価損は他行に比べて小さく、海外展開にも期待がかかる。ここにきての一連の金融緩和期待の高まりも好材料。

配当利回り2.47%。本当の株初心者にはオススメ。

世界的に日系銀行の競争力は高まっており、割安感顕著、引き続き下値不安が少なく買い安心感。

金融緩和期待感の高まりから銀行株は戻り歩調を強めましたが、4000円台の売り圧力は強く上値は重くじわじわと上昇する感じが続く?

このような主力大型株がどんどん上昇するような相場全体のボリューム感が今後も引き続き出てくるかどうか?

2400円台、2500円台では配当利回りも4%を超え、初心者にもお勧めで知名度や下値不安の少なさから魅力的でお勧めでしたが、大型株で値動きが重たいのも事実。4000円を大きく上回っていくには相当のパワーが必要だが?

ようやく解散をきっかけに動き出したがここ数ヶ月、三井住友株が動かない間、6ヶ月ちょっとでガンホーは20倍に上昇、三井住友株も上昇といってもようやく1.6倍程度、10倍以上の上昇率格差、損をしてきた投資家には非常に物足りない水準、この様な大型株がどんどん上昇していくには今の状況ではまだまだそこまで期待しにくいのが現実。資金効率を考えると他にも目を向けたいところ。

銀行株で売り買いする限り現状の値動きでは10%20%の利益を取るのがやっと。株価20倍のガンホー、4倍のアンリツ、7倍のMonotaROなど値動きの軽い銘柄の上昇率に比べて数%の上下でいったりきたりの銀行株。

ただ、世界的な金融緩和協調の流れが決まり、大化け銘柄による値幅取りと堅実投資、両面を睨むのが正解か?

先進諸国のバブルの清算は大詰め段階。日本は2003年、米国は2008年10月、欧州は2012年11月?世界的な金融緩和と政治がこれから変わっていく時期に突入。スペイン、イタリアの国債買い入れ策など、欧州危機を乗り越えるための施策も危機脱出に効きはじめており、欧州のバブルの清算は大詰め段階。

日本の銀行はいち早くバブルの精算を経験しており、世界的な優位性高まる。調整一巡から強い基調の展開を予想。
藤村哲也
ライジングブル投資顧問代表
配信元: 達人の予想

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