【買い】トヨタ自動車 <7203>円安メリット大、北米好調、円安で強い基調続く?=ライジングブル藤村

著者:藤村哲也
投稿:2013/02/25 08:50

円安メリット大、北米好調で強い基調続く?

3000円台の時に比べるとかなりリスクは高くなっているが引き続き注目!

2000円台3000円台の時に比べ4000円台に入ってきた今はリスクも高くなっています。今から参戦するならロスカットも明確にし、短期鞘取りとある程度、割り切った方が資金効率は圧倒的に良さそう。短期鞘取りと中長期大化けとは分けて考えたいところ。

昨年10月まで続いていた円高の影響を受けながらも、中間決算では大幅な増収・増益を達成。欧州は微増収ながら、日本・米国・アジアは大幅増益。また、トヨタの想定為替レートは79円であり、1ドル=90円台まで円安が進行している点ももちろん追い風。今後、国内は消費税導入前の駆け込み需要も期待でき、北米は相変わらず好調、アジアも特に東南アジア向けに期待。

ようやく解散総選挙決定後に動き出しましたがここ数ヶ月、トヨタ株が動かない間、6ヶ月ちょっとでガンホーは14倍に上昇、トヨタ株も大きく上昇といっても数十%と新規で始めた方は満足でも、損をしてきた投資家にはまだまだ物足りない水準。更なる値幅を今の状況でどこまで期待出来るか?注目されます。資金効率を考えれば、あまり資金を固定させずに他にも幅広く目を向け一気に取り返したいところ。

今の相場では大きな値幅を取って行きたい局面ですが、4800円台に入ってきたトヨタが更に6000円台へと大きく上がるような全体のボリューム感が出てくるのか?消費税アップ後の減速も気がかり。ここ数か月で14倍のガンホーなど値動きの軽い銘柄の上昇率に比べるとやはり大型株、この水準から更に大きく上昇していくにはもう一段の強い材料が欲しいところ。

ただ、世界的な金融緩和協調の流れが決まり、円安基調も鮮明、北米も順調なためトヨタも無視できない存在に、大化け銘柄による値幅取りと堅実投資、両面を睨むのが正解か?
先進諸国のバブルの清算は大詰め段階。日本は2003年、米国は2008年10月、欧州は2012年11月?トヨタも2012年(1月~12月)の世界新車販売台数で、1000万台近くの974万台と2年ぶりの世界一の座に返り咲きました。世界のトヨタ復活か?引き続き堅調な展開を予想。
藤村哲也
ライジングブル投資顧問代表
配信元: 達人の予想

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