*15:32JST 新興市場見通し:プライム市場高で堅調か、金利上昇が無配銘柄の圧迫要因に
■大幅上昇後、わずかに緩んだ
新興市場は先週(9月14-19日)に上昇した後、今週(24、25日)はわずかに緩んだ。日経平均は先週に先週末比1.57%高と3週ぶりに上昇し、今週は同2.06%高と2週連続で上昇した。グロース市場指数は先週に同4.92%高と3週ぶりに上昇し、今週は同0.86%安。グロース250指数も先週に同5.34%高の後、今週は同1.04%安。米国株高を追い風にプライム市場の大型銘柄が値上がりすると、新興市場でも買い安心感が広がった。時価総額最上位グループの銘柄を算出対象とするグロース市場コア指数は先週に同5.02%高で3週連続上昇し、先週は同2.17%安と軟化した。
直近5営業日の値動きを見ると、時価総額上位銘柄では、MTG<7806>が5.53%高。10月末に予定されているTOPIXの構成銘柄見直しで、新規採用が有力視されており、TOPIX連動型ファンドによる組み入れに先回りする形で買われた。データセクション<3905>は9月18日発表の大口受注とその効力が発生したことを好感して37.64%高。一方、ティアフォー<593A>は4.06%安。信用取引の増担保措置が9月25日売買分から解除されたが、9月4日の上場来高値後の値幅調整が続いた。
その他、ミンカブ・ジ・インフォノイド<4436>が直近5営業日で71.05%高と値を飛ばし、値上がり率はグロース市場で首位。NTTデータ、SBIグループとの資本・業務提携を材料に年初来高値をつけた。一方、ビーマップ<4316>は10月1日付の上場廃止を前に換金を急ぐ流れが強まり、38.64%安と下げがきつかった。
先週から今週にかけて、スタンダード市場に5銘柄、グロース市場に2銘柄が新規上場した。18日上場のテクノクラフト<622A>は初値が公開価格を4.6%下回ったが、他の6銘柄は公開価格超えで取引がスタートし、このうちakippa<627A>の初値は公開価格比118.2%と、上昇率は今年のIPO銘柄で2番目の大きさだった。
■金利上昇が株価を圧迫するか
来週の新興市場は、プライム市場の大型株高を受けて堅調推移が予想される。日経平均は今週末にかけて5営業日連続で上昇しており、投資家のリスク負担能力回復が推察される。一方、10年物国債利回りが9月25日に一時3.115%と、1996年8月以来の水準に上昇し、金利先高観測が衰える気配はうかがえない。金利上昇には将来の利益や企業価値の現在価値を押し下げる作用がある。パワーエックス<485A>、GO<581A>、Terra Drone<278A>など無配銘柄の株価の大半は成長期待によって裏付けられているとみられることから、金利上昇が株価を圧迫しよう。
今週末大引け後に情報開示のあった銘柄では、TOB価格1株2110円と25日終値1341円を大幅に上回る水準でのMBO(経営陣による買収)実施を決めたHYUGA PRIMARY CARE<7133>、投資家から寄せられた質問に対する回答として、段階的な衛星製造能力の強化を確認する一方、今期中は大型資金調達の予定がないとしたQPSホールディングス<464A>などに注目。
来週はIPOの予定はなく、10月15日のルクレ<648A>のグロース上場までIPOの空白期間に入る。このため、直近上場銘柄の中で今週末の売買が活発だったオーディオストック<621A>やSkyfall<625A>に短期トレーダーの関心が向かいそうだ。
<AN>
新興市場は先週(9月14-19日)に上昇した後、今週(24、25日)はわずかに緩んだ。日経平均は先週に先週末比1.57%高と3週ぶりに上昇し、今週は同2.06%高と2週連続で上昇した。グロース市場指数は先週に同4.92%高と3週ぶりに上昇し、今週は同0.86%安。グロース250指数も先週に同5.34%高の後、今週は同1.04%安。米国株高を追い風にプライム市場の大型銘柄が値上がりすると、新興市場でも買い安心感が広がった。時価総額最上位グループの銘柄を算出対象とするグロース市場コア指数は先週に同5.02%高で3週連続上昇し、先週は同2.17%安と軟化した。
直近5営業日の値動きを見ると、時価総額上位銘柄では、MTG<7806>が5.53%高。10月末に予定されているTOPIXの構成銘柄見直しで、新規採用が有力視されており、TOPIX連動型ファンドによる組み入れに先回りする形で買われた。データセクション<3905>は9月18日発表の大口受注とその効力が発生したことを好感して37.64%高。一方、ティアフォー<593A>は4.06%安。信用取引の増担保措置が9月25日売買分から解除されたが、9月4日の上場来高値後の値幅調整が続いた。
その他、ミンカブ・ジ・インフォノイド<4436>が直近5営業日で71.05%高と値を飛ばし、値上がり率はグロース市場で首位。NTTデータ、SBIグループとの資本・業務提携を材料に年初来高値をつけた。一方、ビーマップ<4316>は10月1日付の上場廃止を前に換金を急ぐ流れが強まり、38.64%安と下げがきつかった。
先週から今週にかけて、スタンダード市場に5銘柄、グロース市場に2銘柄が新規上場した。18日上場のテクノクラフト<622A>は初値が公開価格を4.6%下回ったが、他の6銘柄は公開価格超えで取引がスタートし、このうちakippa<627A>の初値は公開価格比118.2%と、上昇率は今年のIPO銘柄で2番目の大きさだった。
■金利上昇が株価を圧迫するか
来週の新興市場は、プライム市場の大型株高を受けて堅調推移が予想される。日経平均は今週末にかけて5営業日連続で上昇しており、投資家のリスク負担能力回復が推察される。一方、10年物国債利回りが9月25日に一時3.115%と、1996年8月以来の水準に上昇し、金利先高観測が衰える気配はうかがえない。金利上昇には将来の利益や企業価値の現在価値を押し下げる作用がある。パワーエックス<485A>、GO<581A>、Terra Drone<278A>など無配銘柄の株価の大半は成長期待によって裏付けられているとみられることから、金利上昇が株価を圧迫しよう。
今週末大引け後に情報開示のあった銘柄では、TOB価格1株2110円と25日終値1341円を大幅に上回る水準でのMBO(経営陣による買収)実施を決めたHYUGA PRIMARY CARE<7133>、投資家から寄せられた質問に対する回答として、段階的な衛星製造能力の強化を確認する一方、今期中は大型資金調達の予定がないとしたQPSホールディングス<464A>などに注目。
来週はIPOの予定はなく、10月15日のルクレ<648A>のグロース上場までIPOの空白期間に入る。このため、直近上場銘柄の中で今週末の売買が活発だったオーディオストック<621A>やSkyfall<625A>に短期トレーダーの関心が向かいそうだ。
<AN>
関連銘柄
| 銘柄 | 株価 | 前日比 |
|---|---|---|
|
3905
|
1,363.0
(10/16)
|
+43.00
(+3.25%)
|
|
4316
|
42.0
(09/30)
|
+2.00
(+5.00%)
|
|
4436
|
551.0
(10/16)
|
-5.00
(-0.89%)
|
|
7133
|
2,106.0
(10/16)
|
+1.00
(+0.04%)
|
|
7806
|
8,630.0
(10/16)
|
+250.00
(+2.98%)
|
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