【買い】みずほFG<8411>前週からのリバウンド継続の展開を予想=ライジングブル藤村

著者:藤村哲也
投稿:2012/11/01 08:42

世界の株式市場は悪材料出尽くしでリバウンドを予想

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11/22 追記分

相変わらず130円近辺の攻防に終始。低位株なだけに上昇期待がかかる。先週末の出来高1億5000万株に対し、昨日は5200万株、本日は1億1000万株とやはり金融緩和期待への高まりもあって、徐々に厚い売り物をこなしてきています。売り圧力は引き続き非常に強いが、それをこなすだけの買いも入ってきはじめているのも事実。

本当の株初心者にはオススメ。

ただ、このような主力大型株がどんどん上昇するような相場全体のボリューム感が出てくるかどうかが焦点。実際、今月に入って上昇したといっても125円から130円とやっと数%の上昇。ここ数ヶ月で120円台130円台の攻防に終始。今まで損をしてきた個人投資家にとっては数%の動きにじれったくなるのも事実。

知名度や下値不安の少なさ、配当利回りの高さ、買いやすさから非常に魅力的だが、今の相場状況では資金効率も考えたい。みずほ株が120円台で張り付いている間、DeNAが1.7倍に上昇し、その後ガンホーは19万円から60万円まで3.2倍に上昇、今月だけでも1.6倍になっていることを考えると、みずほのような値動きの重い超大型株だけでなく、少し視点を変えることも大事。資金は限られているだけに幅広く他にも目を向け、効率よく値幅を取っていきたい局面。そうでないと、いつの間にかチャンスを逸してしまいます。

前から指摘させて頂いているとおり大化け銘柄による大きな値幅取りと堅実投資、両面を睨むのが正解。

ガンホー3.3倍、DeNA1.7倍、エイチーム2.7倍、タツタ電線1.5倍に上昇、これらの大化け銘柄は初動段階で購入すればお客様の財産は劇的に変わる!次の大化け銘柄は?
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11/1 執筆分

世界的に日系銀行の競争力は高まっており、割安感顕著、引き続き下値不安が少なく買い安心感。

金融緩和期待感の高まりから銀行株は戻り歩調を強めましたが、売り圧力が強く上値は重い状況が続いています。しかし、底入れ感も強く、リバウンドを予想!配当利回りは4%を超え、割安感が目立ち下値不安は少ない。

ただ、資金効率を考えると銀行株では勿体無い面も....。今の相場では2割、3割の上昇は取って行きたい局面ですが、銀行株が2割3割上がるような全体のボリューム感はないのが実状。銀行株で売り買いする限り数%の利益を取るのがやっと。ここ数か月で1.7倍のDeNA、2.17倍のガンホー、2.6倍のエイチーム、1.47倍のMonotaRO、1.49倍のタツタ電線など値動きの軽い銘柄の上昇率に比べて数%の上下でいったりきたりの銀行株。

ただ、世界的な金融緩和協調の流れが決まり、大化け銘柄による値幅取りと堅実投資、両面を睨むのが正解か?

先進諸国のバブルの清算は大詰め段階。日本は2003年、米国は2008年10月、欧州は2012年10月?

世界的な金融緩和と政治がこれから変わっていく時期に突入。スペイン、イタリアの国債買い入れ策など、欧州危機を乗り越えるための施策も危機脱出に効きはじめており、欧州のバブルの清算は大詰め段階。日本の銀行はいち早くバブルの精算を経験しており、世界的な優位性高まる。調整一巡からリバウンドの展開を予想。
藤村哲也
ライジングブル投資顧問代表
配信元: 達人の予想

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