日経平均は3日続伸、金融株しっかりで底堅い動き(訂正)

配信元:フィスコ
投稿:2024/12/11 16:00
*16:39JST 日経平均は3日続伸、金融株しっかりで底堅い動き(訂正) 10日の米国株式市場は続落。ダウ平均は154.10ドル安の44247.83ドル、ナスダックは49.45ポイント安の19687.24で取引を終了した。材料難で売り買いが交錯し、寄り付き後、まちまち。ダウは高値警戒感を受けた売りにおされ、終日軟調に推移した。ナスダックはアルファベットの上昇が一時押し上げたが、金利高を嫌気した売りに加え、オラクルや半導体のエヌビディアの下落が重しとなり、下落に転じた。
終盤にかけても国内消費者物価指数(CPI)の発表を11日に控え、利益確定売りが強まり、下げ幅を拡大し終了。

米国株市場が下落したものの、為替が1ドル152円水準と前日比では円安ドル高が推移したことなどから、東京市場はまちまちで取引を開始した。前日終値水準でもみ合っていた日経平均はやや下に振れたが、39100円台で下げ渋った後は金融株がしっかりだったことなどから、小幅ながら切り返した。今晩の米CPI発表を控え、様子見ムードは強くプライム市場の売買代金は4.0兆円台を割り込んだ。

大引けの日経平均は前日比4.65円高(+0.01%)の39372.23円となった。東証プライム市場の売買高は17億703万株。売買代金は3兆8412億円。業種別では、銀行、保険、繊維、精密機器、その他金融などが上昇した一方、電気・ガス、鉱業、ガラス・土石、医薬品、ゴム製品などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は50.0%、対して値下がり銘柄は45.6%となっている。

日経平均採用銘柄では、ソニーグループ<6758>が3日続伸で取引時間中の上場来高値を更新。川崎重工<7012>、IHI<7013>、三菱重工<7011>日本製鋼所<5631>など防衛関連が買われたほか、日本生命による大型買収報道や証券会社のポジティブなレポートが材料視されてT&Dホールディングス<8795>が上昇。このほか、コニカミノルタ
<4902>良品計画<7453>キッコーマン<2801>明治ホールディングス<2269>、三菱UFJFG<8306>などが買われた。

一方、ディスコ<6146>、SUMCO<3436>レーザーテック<6920>など半導体関連が総じて下落したほか、前日上昇した住友ファーマ<4506>が反落。このほか、TOTO<5332>カナデビア<7004>住友化学<4005>第一三共<4568>、信越化学<4063>オムロン<6645>ソフトバンクグループ<9984>などが下落した。
<FA>
配信元: フィスコ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
3,222.0
(15:30)
+56.0
(+1.76%)
1,720.5
(15:30)
+34.5
(+2.04%)
1,211.0
(15:30)
-23.0
(-1.86%)
354.4
(15:30)
-6.4
(-1.77%)
5,462.0
(15:30)
-62.0
(-1.12%)
597.0
(15:30)
-15.0
(-2.45%)
4,434.0
(15:30)
-68.0
(-1.51%)
676.0
(15:30)
+15.9
(+2.40%)
4,106.0
(15:30)
-108.0
(-2.56%)
6,250.0
(15:30)
+209.0
(+3.45%)
40,410.0
(15:30)
-1,530.0
(-3.64%)
5,102.0
(15:30)
-62.0
(-1.20%)
3,362.0
(15:30)
+24.0
(+0.71%)
15,605.0
(15:30)
-220.0
(-1.39%)
926.0
(15:30)
-18.0
(-1.90%)
2,348.0
(15:30)
+91.5
(+4.05%)
6,724.0
(15:30)
+627.0
(+10.28%)
7013
8,739.0
(15:30)
+514.0
(+6.24%)
3,419.0
(15:30)
+124.0
(+3.76%)
1,842.0
(15:30)
+36.0
(+1.99%)
2,832.0
(15:30)
+93.0
(+3.39%)
9,167.0
(15:30)
-102.0
(-1.10%)

「#日経平均株価の見通し材料」 の最新ニュース