アジア株 まちまち、上海株は反落

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/12/04 18:29
東京時間18:18現在
香港ハンセン指数   19742.46(-3.86 -0.02%)
中国上海総合指数  3364.65(-14.16 -0.42%)
台湾加権指数     23255.33(+227.87 +0.99%)
韓国総合株価指数  2464.00(-36.10 -1.44%)
豪ASX200指数    8462.60(-32.61 -0.38%)
インドSENSEX30種  80880.13(+34.38 +0.04%)

 4日のアジア株は、まちまち。上海株は反落。11月の中国財新サービス業PMIが市場予想を下回ったことなどが嫌気された。また、中国商務省が一部のレアメタルの対米輸出を禁止すると発表したことで、米中対立への警戒感も重石となった。香港株は反落。前日終値を挟んでのもみ合いが続いた。豪州株は反落。銀行株や不動産株などが売られた。台湾株は続伸。ナスダックの上昇などを背景にハイテク株を中心に買いが広がった。
   
 上海総合指数は反落。石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)が買われる一方で、自動車メーカーの上海汽車集団、保険大手の中国人寿保険、酒造会社の貴州茅臺酒、ソフトウエアメーカーの中科寒武紀科技、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網が売られた。
   
 香港ハンセン指数は反落。アルミニウム製品メーカーの中国宏橋集団(チャイナ・ホンチャオ・グループ)、石油大手の中国海洋石油(CNOOC)、オンライン旅行代理店の携程旅行網(トリップ・ドット・コム・グループ)が買われる一方で、繊維メーカーの申洲国際集団控股、不動産投資会社の長江基建集団(チョンコン・インフラストラクチャーHLDS)、電子製品メーカーの比亜迪電子(BYDエレクトロニック)が売られた。
   
 豪ASX200指数は反落。資源・鉱山会社のBHPグループ、ソフトウエア会社のワイズテック・グローバルが買われる一方で、不動産会社のグッドマン・グループ、銀行大手のナショナル・オーストラリア銀行、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズ、通信会社のテルストラ・コーポレーションが売られた。

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