米外為市場サマリー:一時148円30銭台に下落、失業保険の申請件数が大幅に増加
10日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円57銭前後と前日に比べて74銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=162円46銭前後と同85銭程度のユーロ安・円高だった。
朝方に発表された9月の米消費者物価指数(CPI)は、前月比プラス0.2%と、上昇率が市場予想を上回った。米国のインフレ鈍化のペースが想定よりも緩やかなものとなるとの見方が広がるなか、あわせて発表された週間の新規失業保険申請件数は25万8000件となり、前週から大幅に増加。市場予想に対しても上振れして着地した。指標発表前後にドル円相場は大きく上下に振れ、1ドル=149円50銭台まで上昇したが、雇用情勢の悪化による米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測が台頭したこともあって、一時148円30銭台まで下落した。一方、アトランタ連銀のボスティック総裁が11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で「利下げを見送ってもいい」と話したと、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。ドル円相場を支援する材料となったものの、149円近辺では戻り売りに押される形となった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0934ドル前後と前日に比べて0.0005ドル程度のユーロ安・ドル高だった。
出所:MINKABU PRESS
朝方に発表された9月の米消費者物価指数(CPI)は、前月比プラス0.2%と、上昇率が市場予想を上回った。米国のインフレ鈍化のペースが想定よりも緩やかなものとなるとの見方が広がるなか、あわせて発表された週間の新規失業保険申請件数は25万8000件となり、前週から大幅に増加。市場予想に対しても上振れして着地した。指標発表前後にドル円相場は大きく上下に振れ、1ドル=149円50銭台まで上昇したが、雇用情勢の悪化による米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測が台頭したこともあって、一時148円30銭台まで下落した。一方、アトランタ連銀のボスティック総裁が11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で「利下げを見送ってもいい」と話したと、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。ドル円相場を支援する材料となったものの、149円近辺では戻り売りに押される形となった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0934ドル前後と前日に比べて0.0005ドル程度のユーロ安・ドル高だった。
出所:MINKABU PRESS
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