日経平均は3日続伸、39000円手前で失速もプラス圏を維持

配信元:フィスコ
投稿:2024/09/03 12:11
*12:11JST 日経平均は3日続伸、39000円手前で失速もプラス圏を維持  日経平均は3日続伸。前日比86.93円高(+0.22%)の38787.80円(出来高概算7億
6000万株)で前場の取引を終えている。

 2日の米国株式市場は、「レーバーデー」の祝日のため休場。為替市場でも、祝日のため主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続いたが、ドルはやや底堅い動きを保った。ドル・円は下げ渋り。一時147円17銭まで買われた後、146円81銭まで下落したが、146円91銭で取引終了。

 為替が一時1ドル147円台をつけたことなどから、東京市場はやや買い優勢で取引を開始した。日経平均は前日終値を上回ってスタートし39000円手前まで上昇したが、さすがに手掛かり材料難が意識されて上げ幅を縮小。前日比プラス圏は維持したが、日経平均の前場の上下の値幅は240円ほどに留まったことから、プライム市場の売買代金は1.6兆円と低水準となった。

 日経平均採用銘柄では、証券会社のポジティブなレポートを材料に、NTTデータグループ<9613>、NEC<6701>長谷工コーポレーション<1808>が買われた。また、金利上昇を受けて、りそなHD<8308>、第一生命HD<8750>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>など金融株が上昇。このほか、サッポロHD<2501>、三菱ケミG<4188>富士通<6702>、ヤマトHD<9064>などが買われた。

 一方、ソシオネクスト<6526>レーザーテック<6920>、SUMCO<3436>ルネサスエレクトロニクス<6723>アドバンテスト<6857>など半導体関連の一角が下落。このほか、フジクラ<5803>、HOYA<7741>ディスコ<6146>、川崎重<7012>、IHI<7013>などが売られた。

 業種別では、銀行業、保険業、陸運業、繊維製品、情報・通信業などが上昇した一方、精密機器、海運業、機械、非鉄金属、ゴム製品の5セクターのみ下落した。

 ランチタイムの為替は1ドル146円70銭台と円安基調は一服。金融株の上昇を受けてTOPIXが相対的に強い動きを示していることから、後場もTOPIX優位の地合いとなりそうだ。目立った売買材料に欠ける展開のため、日経平均は75日移動平均線が位置する38646円水準を大引けで上回って終われるかが注目されよう。
<AK>
配信元: フィスコ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
3,056.0
(12/12)
+60.0
(+2.00%)
8,098.0
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+114.0
(+1.42%)
1,353.5
(12/12)
+6.5
(+0.48%)
903.1
(12/12)
+20.9
(+2.36%)
18,500.0
(12/12)
+280.0
(+1.53%)
48,810.0
(12/12)
-520.0
(-1.05%)
2,290.0
(12/12)
-31.5
(-1.35%)
6701
5,526.0
(12/12)
+37.0
(+0.67%)
6702
4,216.0
(12/12)
+156.0
(+3.84%)
2,193.0
(12/12)
+55.5
(+2.59%)
20,785.0
(12/12)
-255.0
(-1.21%)
31,080.0
(12/12)
+80.0
(+0.25%)
11,705.0
(12/12)
+465.0
(+4.13%)
7013
2,930.5
(12/12)
+26.5
(+0.91%)
23,895.0
(12/12)
+420.0
(+1.78%)
2,499.0
(12/12)
+60.5
(+2.48%)
1,554.0
(12/12)
+42.5
(+2.81%)
4,973.0
(12/12)
+132.0
(+2.72%)
1,274.5
(12/12)
+32.5
(+2.61%)
2,202.0
(12/12)
+2.5
(+0.11%)
3,965.0
(09/25)
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