米外為市場サマリー:米PCE受け一時146円20銭台に上伸
8月30日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円17銭前後と前日に比べて1円20銭弱のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=161円49銭前後と同90銭弱のユーロ高・円安だった。
この日に米商務省が発表した7月の個人消費支出(PCE)物価指数は、総合及びエネルギーと食品を除くコア指数がともに前月比で0.2%上昇し、いずれも市場予想と一致した。また、コア指数の前年同月比の上昇率は6月と同じ2.6%で、市場予想の2.7%を下回った。市場ではインフレ鈍化が続くなかで経済は底堅さを保っていると受け止められるとともに、米連邦準備理事会(FRB)が9月の会合で大幅に利下げするとの観測が後退。米長期金利の上昇がドルの支援材料となり、ドル円相場は一時146円25銭まで上伸した。一方、欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバーであるフランス銀行(中央銀行)のビルロワドガロー総裁やエストニア中銀のミュラー総裁が9月利下げの可能性を示唆したことなどを背景に、ユーロが対ドルで軟調だった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1048ドル前後と前日に比べて0.0030ドル弱のユーロ安・ドル高だった。
出所:MINKABU PRESS
この日に米商務省が発表した7月の個人消費支出(PCE)物価指数は、総合及びエネルギーと食品を除くコア指数がともに前月比で0.2%上昇し、いずれも市場予想と一致した。また、コア指数の前年同月比の上昇率は6月と同じ2.6%で、市場予想の2.7%を下回った。市場ではインフレ鈍化が続くなかで経済は底堅さを保っていると受け止められるとともに、米連邦準備理事会(FRB)が9月の会合で大幅に利下げするとの観測が後退。米長期金利の上昇がドルの支援材料となり、ドル円相場は一時146円25銭まで上伸した。一方、欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバーであるフランス銀行(中央銀行)のビルロワドガロー総裁やエストニア中銀のミュラー総裁が9月利下げの可能性を示唆したことなどを背景に、ユーロが対ドルで軟調だった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1048ドル前後と前日に比べて0.0030ドル弱のユーロ安・ドル高だった。
出所:MINKABU PRESS
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