ソフトバンクGは強弱観対立で一進一退、エヌビディアに対抗したAIチップで思惑も
ソフトバンクグループ<9984.T>が強弱観対立のなか前日終値近辺で一進一退。今月6日以降は急速な戻り相場を演じていたが、8500円近辺は目先筋の利益確定売りも表面化し上値が重くなっている。そのなか、日本時間明朝に米画像処理半導体大手エヌビディア<NVDA>の5~7月期決算発表を控え、その結果を見極めたいとの思惑が買いを手控えさせている。ただ、同社はエヌビディアに対抗するAIチップの製造に取り組んでおり、目的達成のため台湾の半導体受託製造最大手TSMC<TSM>との連携を摸索するなど、半導体事業の成長性を高めることに傾注している。その意味では、中期的にはエヌビディアの株価と逆相関の関係性を持つことも予想される。
出所:MINKABU PRESS
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