アジア株 総じて下落、上海株は小反落

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/08/27 18:29
東京時間17:53現在
香港ハンセン指数   17874.67(+75.94 +0.43%)
中国上海総合指数  2848.73(-6.79 -0.24%)
台湾加権指数     22185.00(-55.12 -0.25%)
韓国総合株価指数  2689.25(-8.76 -0.32%)
豪ASX200指数    8071.16(-13.36 -0.17%)
インドSENSEX30種  81839.38(+141.27 +0.17%)

 27日のアジア株は総じて下落。前日のナスダックの下落などを背景にアジア株もおおむね売り優勢で推移した。上海株は小反落。カナダ政府が米国に追随して中国の電気自動車(EV)に対して100%の関税を課すと報じられたことなどが重石となっている。香港株は小幅続伸。エネルギー関連株の上げが目立った。台湾株は反落。米国のハイテク株安の影響で軟調な動きとなった。
   
 上海総合指数は小反落。石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、銀行大手の中国工商銀行が買われる一方で、酒造会社の貴州茅臺酒、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網、家電製品メーカーの海爾智家(ハイアールスマートホーム)、車両メーカーの中国中車が売られた。
   
 香港ハンセン指数は続伸。オンライン旅行代理店の携程旅行網(トリップ・ドット・コム・グループ)、食品メーカーのティンイー、自動車メーカーの吉利汽車控股(ジーリー・オートモービル)、石油大手の中国海洋石油(CNOOC)が買われる一方で、電子商取引大手のアリババ・グループ・ホールディング、電子商取引のJDドットコムが売られた。
   
 豪ASX200指数は小反落。資源・鉱山会社のBHPグループ、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループが買われる一方で、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、医薬品メーカーのCSL、小売会社のウールワース・グループ、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズが売られた。

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)