22日の米株式市場の概況、NYダウ反落 金利上昇でハイテク株売られる

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/08/23 08:10
 22日の米株式市場では、NYダウが前日比177.71ドル安の4万0712.78ドルと反落した。ジャクソンホール会議における米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演が23日に予定されている。利下げペースに対して踏み込んだ発言はないとの市場の見方が広がるなかで、米長期金利が上昇し、ハイテク株を中心に売りを促す要因となった。

 ホーム・デポ<HD>やアムジェン<AMGN>が売られ、インテル<INTC>が大幅安。BJsホールセール・クラブ・ホールディングス<BJ>やウィリアムズ・ソノマ<WSM>が大きく水準を切り下げ、スノーフレイク<SNOW>とアドバンス・オート・パーツ<AAP>が急落した。半面、JPモルガン・チェース<JPM>とジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>、ウォルマート<WMT>が堅調だった。

 ナスダック総合株価指数は299.633ポイント安の1万7619.354と反落した。エヌビディア<NVDA>とアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が下値を探り、マイクロソフト<MSFT>とアマゾン・ドット・コム<AMZN>が軟調推移。テスラ<TSLA>やアーバン・アウトフィッターズ<URBN>が安い。一方、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ<ZM>とペロトン・インタラクティブ<PTON>が急伸した。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ