トルコリラ円今週の予想(8月19日)サンワード証券の陳氏 (山崎みほ)

配信元:フィスコ
投稿:2024/08/21 17:08
*17:08JST トルコリラ円今週の予想(8月19日)サンワード証券の陳氏 (山崎みほ) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、トルコリラ円についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、今週のトルコリラ円について『上値の重い展開が続きそうだ』と述べています。

続けて、『トルコリラ円は、8月5日に史上最安値4.24円を記録した。先週は、トルコの6失業率が9.2%と前回8.4%より大幅悪化したことや、中東の地政学的リスクの高まりから、週半ばに4.35円まで下落した。しかし、トルコの6月経常収支が4.1億ドル黒字と予想の2.5億ドル黒字を上回ったことやトルコ主要株価指数が反発すると、トルコリラ円も持ち直した』と伝えています。

次に、『トルコ中央銀行は8日、最新の四半期インフレ報告を公表し、2024年末の消費者物価指数(CPI)の上昇率予想の中央値を前年比38%、25年末は14%とする従来の見解を据え置いた。カラハン中銀総裁は会見で「物価安定が達成されるまで金融引き締めの政策姿勢を堅持する」と表明した。今後のCPIについて「慎重な政策姿勢を維持することで今年後半に着実に鈍化すると予想している」とした上で、26年末までに上昇率は9%に低下するとの予想を示した』と解説しています。

また、『トルコ中銀は23年6月以降、金融引き締めに転換。政策金利の引き上げ幅は計4150ベーシスポイント(bp)に及ぶ。24年3月以降は50%で据え置き、引き締め姿勢を継続している。利下げ転換を巡ってアクチャイ副総裁は、利下げサイクルは検討することすらしていないと発言。早過ぎる利下げがインフレを再燃させて経済への打撃が長引く恐れがあることを理由に挙げていた』と伝えています。

トルコリラ円の今週のレンジについては、『4.10円~4.60円』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の8月20日付「トルコリラ円今週の予想(8月19日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 山崎みほ


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