JAL、ANAHDなど空運が業種別値上がり首位、訪日外客数発表控え上昇気流に乗る◇
日本航空<9201.T>が続伸で13営業日ぶりに2400円台を回復したほか、ANAホールディングス<9202.T>も根強い買いが売り物を吸収、続伸歩調となっている。全般不透明感の強い地合いにあって「空運」は業種別騰落率で33業種中値上がりトップと気を吐いている。前日に両社は2024年度冬季の運航ダイヤを発表。訪日外国人観光客の急増を背景にアジアやオセアニア間の国際線を中心に増便されている。きょうは、午後取引終了後に7月の訪日外客数の発表を控えていることもあって、旅客数拡大に伴いインバウンド特需を真っ先に享受する空運セクターへの追い風を見込んだ投資資金が流入している。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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