ドル円、146.60円近辺=NY為替
NY時間の終盤に入ってドル円は下げ渋る動きが見られており、146.60円近辺での推移となっている。きょうのNY為替市場でドル円は再び売りが優勢となり、一時146.30円付近まで下落する場面が見られた。
ドル円は今週、一時141円台まで急落するなど、円キャリー取引の巻き戻しが強まった。その動きも一服し、株高と伴にドル円も買い戻しが強まったが、148円付近で上値を抑えられており、目先は150円までの回復は難しいのではといった雰囲気が、再度下値を試す動きに繋がったのかもしれない。
この先の材料を確認したい雰囲気も強い。来週は7月の米消費者物価指数(CPI)など米インフレ指標の発表が予定されており、FRBの利下げ期待と絡んで、動向が注目されている。
ストラテジストからは「目先の調整はほぼ終わったが、ここ数年で積み上がった円キャリー取引に伴う円ショートポジションはかなり大きい。従って、現在の調整はキャリートレードの終わりの始まりに過ぎないと見ている。来年は140円を割り込むと予想」といった声も出ている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ドル円は今週、一時141円台まで急落するなど、円キャリー取引の巻き戻しが強まった。その動きも一服し、株高と伴にドル円も買い戻しが強まったが、148円付近で上値を抑えられており、目先は150円までの回復は難しいのではといった雰囲気が、再度下値を試す動きに繋がったのかもしれない。
この先の材料を確認したい雰囲気も強い。来週は7月の米消費者物価指数(CPI)など米インフレ指標の発表が予定されており、FRBの利下げ期待と絡んで、動向が注目されている。
ストラテジストからは「目先の調整はほぼ終わったが、ここ数年で積み上がった円キャリー取引に伴う円ショートポジションはかなり大きい。従って、現在の調整はキャリートレードの終わりの始まりに過ぎないと見ている。来年は140円を割り込むと予想」といった声も出ている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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