6日の米株式市場の概況、NYダウ294ドル高 景気減速懸念和らぎ自律反発

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/08/07 08:11
 6日の米株式市場では、NYダウが前日比294.39ドル高の3万8997.66ドルと4日ぶりに反発した。米国景気に対する強い警戒感が和らぐなか、前日まで大きく調整したことを受けてテクニカル分析上の割安感が意識された。幅広く自律反発狙いの買いが優勢となり、NYダウの上げ幅は一時700ドルを超えた。ボラティリティの高さを敬遠する投資家による持ち高圧縮の動きは上値を抑制する要因となった。

 キャタピラー<CAT>やダウ<DOW>、JPモルガン・チェース<JPM>が買われ、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>やウォルト・ディズニー<DIS>が堅調推移。ウーバー・テクノロジーズ<UBER>とパランティア・テクノロジーズ<PLTR>が大幅高となった。半面、ボーイング<BA>やジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>、メルク<MRK>が冴えない展開となった。

 ナスダック総合株価指数は166.773ポイント高の1万6366.855と4日ぶり反発。エヌビディア<NVDA>やメタ・プラットフォームズ<META>が上伸し、マイクロソフト<MSFT>やテスラ<TSLA>が水準を切り上げ、ヴィメオ<VMEO>とクラウドストライク・ホールディングス<CRWD>が高い。一方、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が下値を探り、アップル<AAPL>が軟調。ズームインフォ・テクノロジーズ<ZI>が大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ