明日の為替相場見通し=米国株安一服ならドル買い戻し継続か
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、米国株にらみの展開となりそうだ。株安が一服して投資家の過度な悲観が後退し、米長期金利に上昇圧力が掛かった場合は、ドルの買い戻しが継続する可能性がある。予想レンジは1ドル=142円50~146円50銭。
週明け5日に日経平均株価は過去最大の下げ幅を記録したが、翌6日の日経平均は前日比3217円高と一転して過去最大の上げ幅で取引を終えた。ドル円相場は一時141円台までドル安・円高に振れた後、6日に146円台まで戻すなど、急速に切り返している。円キャリ―取引の巻き戻しに伴う円高進行には一服感が出ているが、相場のボラティリティの高い状態が続くことに対する警戒感は残っている。5日の米国市場でナスダック総合株価指数は下落したものの、朝安後に下げ幅を縮小するなど、ハイテク関連株の底堅さを印象付けた。米国株が反発に向かえば、投資家のリスク選好姿勢が回復し、円売り圧力を高めそうだ。
海外市場では6月のユーロ圏小売売上高や6月の米貿易収支などが公表される予定。米3年債入札が実施される。
出所:MINKABU PRESS
週明け5日に日経平均株価は過去最大の下げ幅を記録したが、翌6日の日経平均は前日比3217円高と一転して過去最大の上げ幅で取引を終えた。ドル円相場は一時141円台までドル安・円高に振れた後、6日に146円台まで戻すなど、急速に切り返している。円キャリ―取引の巻き戻しに伴う円高進行には一服感が出ているが、相場のボラティリティの高い状態が続くことに対する警戒感は残っている。5日の米国市場でナスダック総合株価指数は下落したものの、朝安後に下げ幅を縮小するなど、ハイテク関連株の底堅さを印象付けた。米国株が反発に向かえば、投資家のリスク選好姿勢が回復し、円売り圧力を高めそうだ。
海外市場では6月のユーロ圏小売売上高や6月の米貿易収支などが公表される予定。米3年債入札が実施される。
出所:MINKABU PRESS
最新人気記事
-
来週の株式相場に向けて=エヌビディア決算を経て年末高は視野に入るか 11/15 17:24
-
「人工知能」が3位、石破首相が半導体やAIに10兆円の公的支援表明... 11/12 12:21
-
「バイオ航空燃料」が17位にランクイン、国のバイオ燃料車拡大方針で... 11/15 12:39
-
エレマテックがS高カイ気配、豊田通商によるTOB価格にサヤ寄せの動き◇ 10/30 09:37
-
18日の株式相場見通し=大幅反落、米ハイテク株安受けリスクオフ 今日 07:59
「#相場見通し」 の最新ニュース
新着ニュース
新着ニュース一覧-
-
今日 12:04
-
今日 12:01
-
今日 12:01