外為サマリー:一時148円50銭台へ円高進行、日米金利差縮小を意識の売買活発化

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/08/01 15:36
外為サマリー:一時148円50銭台へ円高進行、日米金利差縮小を意識の売買活発化  1日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=149円76銭前後と前日午後5時時点に比べ1円10銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=162円14銭前後と同1円10銭弱のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は、午前9時時点では149円70銭前後で推移していたが、ドル売り・円買いが膨らみ午前10時30分過ぎには一時148円55銭前後をつけた。148円50銭台は3月中旬以来、約4カ月ぶりの水準となる。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では9月利下げが示唆された一方、日銀は金融政策決定会合で追加利上げに踏み切るとともに今後の更なる利上げの可能性も示した。これを受け、日米金利差縮小を意識したドル安・円高が進行している。ただ、148円台では下値に買いが入り、午後2時40分過ぎには150円前後に値を上げるなど、荒い値動きとなった。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0827ドル前後と同0.0010ドル程度のユーロ高・ドル安で推移している。





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