外為サマリー:日銀の利上げ決定を受け151円台から153円台に乱高下

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/07/31 15:18
外為サマリー:日銀の利上げ決定を受け151円台から153円台に乱高下  31日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=152円88銭前後と前日の午後5時時点に比べて2円00銭程度のドル安・円高となっている。

 日銀は31日の金融政策決定会合で、従来は0~0.1%としていた政策金利を0.25%に引き上げることを決めた。これを受けてドル円相場は一時151円58銭と約4カ月ぶりの円高・ドル安水準をつけたが、すぐに153円88銭まで切り返し。これまでの観測報道である程度織り込んでいたとみられ、目先の材料出尽くし感から円売り・ドル買いが流入した。とはいえ、夕方に行われる植田和男総裁の会見で政策変更の理由や今後の利上げペースのヒントを得たいとする向きが多く、日銀会合の結果を受けた売買が一巡したあとは152円80銭台を中心にもみあった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0825ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0008ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=165円48銭前後と同2円10銭弱のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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