外為サマリー:一時154円70銭台に上昇、株高・長期金利低下で円売り

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/07/30 15:16
外為サマリー:一時154円70銭台に上昇、株高・長期金利低下で円売り  30日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=154円65銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円05銭程度のドル高・円安で推移している。

 国内では31日に日銀の金融政策決定会合の結果発表を控えている。更に米国時間の31日には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が公表される予定。日米の中銀イベントを前に持ち高を一方向に傾けにくい地合いのなか、日経平均株価が朝安後にプラスに転じるなど頑強な動きをみせたことで、投資家のリスク許容度が改善し、円売りを促した。今回の日銀の金融政策決定会合では追加利上げは見送られるとの思惑も広がったようだ。日本の長期金利に低下圧力が掛かるなか、日米金利差が拡大するとの見方をもとにしたドル買い・円売りの動きも出て、ドル円相場は午後に入りじり高の展開。一時154円70銭台まで上昇した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0820ドル前後と前日の午後5時時点に比べ0.0025ドル弱のユーロ安・ドル高。対円で1ユーロ=167円35銭程度と同77銭程度のユーロ高・円安で推移している。


出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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