米外為市場サマリー:日銀の早期利上げが意識され155円50銭台に軟化

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/07/24 07:54
米外為市場サマリー:日銀の早期利上げが意識され155円50銭台に軟化  23日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=155円59銭前後と前日に比べて1円45銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=168円88銭前後と同2円15銭程度のユーロ安・円高だった。

 自民党の茂木敏充幹事長が22日の講演で、日銀について「段階的な利上げの検討も含めて金融政策を正常化する方針をもっと明確に打ち出す必要がある」などと述べたことで、日銀の早期利上げを意識したドル売り・円買いが優勢だった。全米不動産協会(NAR)が23日発表した6月の中古住宅販売件数が弱い内容となったこともドルの重荷となり、ドル円相場は一時155円57銭まで軟化した。一方、欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁がインタビューで、9月利下げの可能性を示唆したことからユーロが対ドルや対円で売られた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0854ドル前後と前日に比べて0.0040ドル弱のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS
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