外為サマリー:米金利の低下一服で一時158円50銭台に強含む

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/07/17 10:30
外為サマリー:米金利の低下一服で一時158円50銭台に強含む  17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=158円49銭前後と前日の午後5時時点に比べて横ばいとなっている。

 16日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=158円35銭前後と前日に比べて30銭弱のドル高・円安で取引を終えた。6月の米小売売上高が市場予想を上回ったことで一時158円86銭まで上伸したが、米長期金利の低下が重荷となり伸び悩んだ。

 この日の東京市場は日米金利差の縮小を見込んだドル売り・円買いが先行し、ドル円相場は158円台前半でスタートした。ただ、米景気の底堅さが意識されドルの下値は限定的。日経平均株価が続伸し、時間外取引で米長期金利の低下が一服していることもあり、午前9時50分過ぎには158円54銭まで強含む場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0897ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0002ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=172円71銭前後と同4銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ