外為サマリー:一時157円70銭台に軟化、対ユーロでレートチェックとの報道も
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11日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=158円84銭前後と前日に比べて2円85銭程度のドル安・円高で取引を終えた。6月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り、米利下げ観測が強まるなかドル売り・円買いが活発化。一時157円40銭台までドル安・円高が進んだことで、日本政府・日銀による円買い介入の観測が浮上した。
この日の東京市場のドル円相場は荒い動きで、朝方には一時159円40銭台まで持ち直す場面もあったが、その後は再びドル売り・円買いが優勢となり、午前8時20分過ぎには157円70銭台に軟化した。また、一部で「日銀が為替介入の準備のために市場参加者に相場水準を尋ねるレートチェックを対ユーロで実施したことが分かった」と伝えられており、ユーロ売り・円買いも出やすくなっている。なお、神田真人財務官は朝方に記者団に対し、前日に為替介入を行ったかについてコメントしないとしたうえで、足もとでの急激な円安進行は投機的だと指摘した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0870ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=172円92銭前後と同2円30銭弱のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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