5日の米株式市場の概況、9月利下げ観測広がりNYダウ反発

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/07/08 08:11
 5日の米株式市場では、NYダウが前日比67.87ドル高の3万9375.87ドルと反発した。6月の米雇用統計は、非農業部門の雇用者数が前月比20万6000人増となった。一方、4月と5月の分が下方改定されたほか、失業率は市場予想を上回った。米連邦準備制度理事会(FRB)による9月の利下げ観測を広げる内容となり、全体相場を下支えした。

 ウォルマート<WMT>が堅調推移。インテル<INTC>が買われ、メーシーズ<M>が急伸した。一方、JPモルガン・チェース<JPM>とゴールドマン・サックス・グループ<GS>が冴えない展開となり、ダウ<DOW>とシェブロン<CVX>が水準を切り下げた。

 ナスダック総合株価指数は164.457ポイント高の1万8352.759と4日続伸し、連日で最高値を更新した。メタ・プラットフォームズ<META>とアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が大幅高となったほか、アルファベット<GOOG>とアップル<AAPL>、テスラ<TSLA>が上伸。ゴラールLNG<GLNG>が水準を切り上げた。一方、エヌビディア<NVDA>やブロードコム<AVGO>、マイクロン・テクノロジー<MU>が下落した。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ