【本日の見通し】方向性探る展開、米消費者物価指数待ちの意識も
【本日の見通し】方向性探る展開、米消費者物価指数待ちの意識も
先週末の米雇用統計後は荒っぽい上下動を見せたものの、発表前水準に戻すなど、方向性のはっきりしない動きとなった。
今週も次の流れを探る展開が続きそう。
市場の注目は11日木曜日に発表される6月の米消費者物価指数。弱めに出た場合9月利下げ開始見通しをほぼ織り込み、年内2回利下げを見込む動きが広がる形でドル売りとなる可能性が高い。それだけに上値追いには少し慎重姿勢が見られる。もっとも流れは上方向で、下がると海外出る流れ、160円台後半から161円台前半をコアに、方向性を探る展開が続く可能性が高い。
ユーロはフランスの情勢が波乱要素となっており、やや不安定。極右が議席を伸ばせなかったものの、極左が中心の左派連合が第1党と、国内の現政権への批判姿勢が強い中、当面の不安定さが継続か。もっとも、積極的に売りに回るだけの勢いもなく、こちらも基本的には方向性を探る展開。
クロス円はしっかりの動きが続いているが、ドル円の調整が入る可能性があり、ここからの上値追いには少し慎重か。
MINKABU PRESS 山岡和雅
先週末の米雇用統計後は荒っぽい上下動を見せたものの、発表前水準に戻すなど、方向性のはっきりしない動きとなった。
今週も次の流れを探る展開が続きそう。
市場の注目は11日木曜日に発表される6月の米消費者物価指数。弱めに出た場合9月利下げ開始見通しをほぼ織り込み、年内2回利下げを見込む動きが広がる形でドル売りとなる可能性が高い。それだけに上値追いには少し慎重姿勢が見られる。もっとも流れは上方向で、下がると海外出る流れ、160円台後半から161円台前半をコアに、方向性を探る展開が続く可能性が高い。
ユーロはフランスの情勢が波乱要素となっており、やや不安定。極右が議席を伸ばせなかったものの、極左が中心の左派連合が第1党と、国内の現政権への批判姿勢が強い中、当面の不安定さが継続か。もっとも、積極的に売りに回るだけの勢いもなく、こちらも基本的には方向性を探る展開。
クロス円はしっかりの動きが続いているが、ドル円の調整が入る可能性があり、ここからの上値追いには少し慎重か。
MINKABU PRESS 山岡和雅
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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