ダイナムジャパンHD Research Memo(9):航空機リース事業はリース収入以外の収益源の育成に着手
配信元:フィスコ
投稿:2024/07/04 18:09
*18:09JST ダイナムジャパンHD Research Memo(9):航空機リース事業はリース収入以外の収益源の育成に着手
■ダイナムジャパンホールディングス<06889/HK>の2025年3月期の事業方針
2. 航空機リース事業
航空業界はコロナ禍の収束に伴い回復基調が続いており、2024年以降も航空旅客数の拡大基調が続く見通しだ。なかでも短距離輸送の拡大が見込まれていることから、胴体が長く座席数を多く取れる長胴型のナローボディ機(エアバスA320シリーズやボーイングB737シリーズ)の需要拡大が見込まれている。
こうしたなか、同社は今後も燃費効率の良いエンジンを搭載した次世代型ナローボディ機を中心に優良エアラインへリースし、また機種や機齢、リース期間、リース先エアラインや地域などのポートフォリオを分散することでリスクコントロールも図りながら、さらなる収益成長を目指す。中期的には、リース及び管理サービス合わせて現在の17機から30機まで増やすことを目標としている。
また、2025年3月期は航空機リースに関連する周辺サービスの育成に取り組んでいく。具体的には、前期より開始した航空機リース管理サービスに加えて、今まで蓄積してきたノウハウ(航空機の調達、リース管理、再リース、助言・提案、市場動向やノウハウ)を、他社に提供することで手数料収入を獲得する。国内でも航空機リースに関心を持つ投資家は多く、こうした層に対してサービス提供していく。第1弾として、2024年4月に同社の取引先であるIndigoやAirbusと共同でホール経営企業を中心とした投資家を対象にセミナーを開催した。今後も航空機リースに関する様々な情報や投資機会をこれら投資家層に提供する意向だ。
なお、2025年3月期の業績は前期にリースを開始した4機のリース料が通年で寄与することから、2ケタ増収となる。金融費用の増加があるものの、セグメント利益も増益となる見通しだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<SO>
2. 航空機リース事業
航空業界はコロナ禍の収束に伴い回復基調が続いており、2024年以降も航空旅客数の拡大基調が続く見通しだ。なかでも短距離輸送の拡大が見込まれていることから、胴体が長く座席数を多く取れる長胴型のナローボディ機(エアバスA320シリーズやボーイングB737シリーズ)の需要拡大が見込まれている。
こうしたなか、同社は今後も燃費効率の良いエンジンを搭載した次世代型ナローボディ機を中心に優良エアラインへリースし、また機種や機齢、リース期間、リース先エアラインや地域などのポートフォリオを分散することでリスクコントロールも図りながら、さらなる収益成長を目指す。中期的には、リース及び管理サービス合わせて現在の17機から30機まで増やすことを目標としている。
また、2025年3月期は航空機リースに関連する周辺サービスの育成に取り組んでいく。具体的には、前期より開始した航空機リース管理サービスに加えて、今まで蓄積してきたノウハウ(航空機の調達、リース管理、再リース、助言・提案、市場動向やノウハウ)を、他社に提供することで手数料収入を獲得する。国内でも航空機リースに関心を持つ投資家は多く、こうした層に対してサービス提供していく。第1弾として、2024年4月に同社の取引先であるIndigoやAirbusと共同でホール経営企業を中心とした投資家を対象にセミナーを開催した。今後も航空機リースに関する様々な情報や投資機会をこれら投資家層に提供する意向だ。
なお、2025年3月期の業績は前期にリースを開始した4機のリース料が通年で寄与することから、2ケタ増収となる。金融費用の増加があるものの、セグメント利益も増益となる見通しだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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