日経VI:小幅に上昇、株価堅調だが警戒感は緩和せず
配信元:フィスコ
投稿:2024/07/02 16:05
*16:05JST 日経VI:小幅に上昇、株価堅調だが警戒感は緩和せず
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は2日、前日比+0.01(上昇率0.06%)の16.05と小幅に上昇した。なお、高値は16.29、安値は15.72。今日の東京市場は売りが先行し日経225先物は下落して始まったが、取引開始後は底堅く推移し、午前の中頃に上げに転じ、その後は上げ幅を拡大した。一方、今晩、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が欧州中央銀行(ECB)主催の「ECBフォーラム」の討議に参加、明日はウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁が参加することに加え、今週は週末の米雇用統計発表まで米国で雇用・労働関連指標の発表が相次ぐ。市場ではこれらに対する警戒感もあり、今日は株価は堅調だったがボラティリティーの高まりを警戒するムードは大きくは緩和せず、日経VIは概ね昨日の水準近辺での動きとなった。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
<SK>
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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