日経平均は反発、欧州不安が和らぎ買戻し優勢に

配信元:フィスコ
投稿:2024/06/18 15:30
*15:30JST 日経平均は反発、欧州不安が和らぎ買戻し優勢に 17日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は188.94ドル高(+0.49%)の38778.10ドル、ナスダックは168.14ポイント高(+0.95%)の17857.02、S&P500は、41.63ポイント高(+0.77%)の5473.23で取引を終了した。フランス政局混乱を警戒した動きや、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げに慎重な姿勢を受け、寄り付き後、下落。その後、ソフトランディングを期待した買いに転じ、相場は終日堅調に推移した。終盤にかけて、上げ幅を拡大し、ナスダックは連日で過去最高値を更新し終了。

欧州情勢の沈静化や米国市場上昇、昨日の大幅安の反動などを受けて、東京市場は買い優勢で取引を開始した。先物の買戻しなどを受けて日経平均は38500円水準まで値を戻したが、プライム市場の売買代金は3.4兆円と商いは閑散のまま。昨日同様、日経平均が1%ほど上下しても、積極的な売買は手控えられたままとなった。

大引けの日経平均は前日比379.67円高(+1.00%)の38482.11円となった。東証プライム市場の売買高は14億1403万株、売買代金は3兆4100億円。業種別では、その他製品、海運業、精密機器、サービス業、化学などが上昇した一方、医薬品、電気・ガス業、卸売業、不動産業業、建設業などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は71%、対して値下がり銘柄は25%となっている。

日経平均採用銘柄では、TDK<6762>村田製作所<6981>ミネベアミツミ<6479>などアップル関連銘柄の一角が買われたほか、スクリーンHD<7735>、東京エレクトロン<
8035>、SUMCO<3436>など半導体株も堅調。また、三菱重工<7011>は証券会社の目標株価引き上げレポートが材料視されて上昇。このほか、DOWAホールディングス<5714>日産化学<4021>、レゾナック・ホールディング<4004>が買われた。

一方、武田薬品<4502>協和キリン<4151>エーザイ<4523>第一三共<4568>など製薬セクターが総じて弱いほか、セブン&アイ・ホールディングス<3382>、味の素<
2802>、日本ハム<2282>も売られた。このほか、伊藤忠<8001>三菱商事<8058>など商社株もさえなかった。 <FA>
配信元: フィスコ

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
5,261.0
(10/11)
-21.0
(-0.39%)
2,292.0
(10/11)
-33.0
(-1.41%)
1,561.5
(10/11)
-10.5
(-0.66%)
3,793.0
(10/11)
+52.0
(+1.39%)
5,327.0
(10/11)
+1.0
(+0.01%)
2,648.0
(10/11)
-18.0
(-0.67%)
4,260.0
(10/11)
-13.0
(-0.30%)
5,479.0
(10/11)
-74.0
(-1.33%)
4,982.0
(10/11)
-9.0
(-0.18%)
5,337.0
(10/11)
-12.0
(-0.22%)
2,928.5
(10/11)
-7.5
(-0.25%)
6762
1,887.0
(10/11)
-12.0
(-0.63%)
2,853.0
(10/11)
-29.5
(-1.02%)
2,211.0
(10/11)
+1.5
(+0.06%)
10,470.0
(10/11)
+50.0
(+0.47%)
7,732.0
(10/11)
-37.0
(-0.47%)
2,961.5
(10/11)
-2.5
(-0.08%)

「#日経平均」 の最新ニュース