デイブ＆バスターズが決算受け大幅安 既存店売上高が予想以上の減収＝米国株個別

（NY時間10:19）（日本時間23:19）
デイブ＆バスターズ＜PLAY＞　44.55（-5.80　-11.52%）

　レストランを含むエンターテインメント施設運営のデイブ＆バスターズ・エンターテイメント＜PLAY＞が大幅安。前日引け後に２－４月期決算（第１四半期）を発表し、既存店売上高が予想以上の減収となったほか、１株利益、売上高も予想を下回った。アナリストは、厳しいマクロ環境の逆風によって業績は鈍化した指摘した一方、再建はまだ進行中であるとも述べた。

　「決算は予想より弱かった。既存店売上高がこれまでの四半期よりも若干改善したとはいえ、昨年から１桁台前半の減収のままで推移している。既存店売上高の見通しが改善されるまでは、株価は低めの評価で拘束されると見ている」と述べた。

（２－４月・第１四半期）
・既存店売上高：5.6％減（予想：3.5％減）
・１株利益：0.99ドル（予想：1.76ドル）
・売上高：5.88億ドル（予想：6.16億ドル）
　　・娯楽：3.86億ドル（予想：4.04億ドル）
　　・飲食：2.02億ドル（予想：2.13億ドル）
・製品コスト比率：14.8％（予想：14.7％）

【企業概要】
　北米で娯楽と食事を融合したインタラクティブなエンターテインメント施設を所有・運営する。ハンバーガーやステーキなどの食事やドリンクを提供する他、ゲームやスポーツ観戦を楽しむことができるコーナーを併設している。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美