後場の日経平均は97円高でスタート、三越伊勢丹や北海電力などが上昇

配信元:フィスコ
投稿:2024/05/21 13:04
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;39167.33;+97.65TOPIX;2773.85;+5.81


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比97.65円高の39167.33円と、前引け(39135.91円)からやや上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は39100円-39200円のレンジで強含みもみ合い。ドル・円は1ドル=156.40-50円と午前9時頃から10銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数がマイナス圏で推移し0.4%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は下落して始まった後に下げ幅を広げ2.0%ほど大幅に下落している。

 後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。円相場が引き続き円安・ドル高方向で安定して推移していることなどが東京市場の安心感となっているもよう。一方、昨日の海外市場で上昇した米長期金利が高止まりしており、また、国内金利も上昇していることが株価の重しとなっているようだ。

 セクターでは、保険業、石油石炭製品、電気・ガス業が上昇率上位となっている一方、不動産業、銀行業、精密機器が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、MS&AD<8725>、北海電力<9509>フジクラ<5803>、東京海上<
8766>、三越伊勢丹<3099>霞ヶ関キャピタル<3498>村田製<6981>、東電力HD<9501>、ENEOS<5020>日立<6501>が高い。一方、SOMPO<8630>ダイキン<6367>、TOWA<
6315>、楽天グループ<4755>、みずほ<8411>信越化<4063>キーエンス<6861>ソシオネクスト<6526>日本郵政<6178>ルネサス<6723>が下落している。
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