オープンＵＰ、1-3月期(3Q)最終は12％増益、今期配当を10円増額修正

　オープンアップグループ <2154> [東証Ｐ] が5月10日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。24年6月期第3四半期累計(23年7月-24年3月)の連結最終利益は前年同期比5.1％増の82.1億円に伸びたが、通期計画の112億円に対する進捗率は73.4％にとどまり、前年同期の82.0％も下回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した4-6月期(4Q)の連結最終利益は前年同期比74.2％増の29.8億円に拡大する計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の55円→65円(前期は50円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比12.1％増の28.6億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の9.6％→9.0％に悪化した。

株探ニュース